きっとお隣のさじ君は「最近見ないなぁ…」って思ってるに違いない!

で、結局荷物取りに行こうってグラハムと久々に部屋に帰ってきた刹那見て「え?え?」ってなるんだ。



「あ、お隣さん久しぶり。最近見なかったけどまた何か…あれ、その人…」

「知り合いだ」

「こんにちは(にっこり)」

「あ、どうも…」

(一緒に居る人誰だろう…。知り合い?なんの知り合いだろう…あの人部屋に誰か連れてきた事ないのに…)



過干渉さじ君(・∀・)


以上を踏まえてどうぞ。

 

 

 

 

 






「知り合い、か」

そう呟くと、先に部屋に入っていた刹那が振り向いた。

彼が言っていたように、本当に何もない部屋だ。そういえば、刹那の部屋に来るのは始めてだ。



「お隣にどんな知り合いか、教えてあげないのか?」

彼の困った顔が見たくて、にやり、と笑いながら言ってみたら、予想に反して刹那は真顔で

「…あんたが教えたいならいいが…」

と言った。

少し意外に思いながら

「刹那はどうなんだ?」

と聞くと



「…嫌だ」

「ふむ。では止めておこう」

「…あんたが周りから変な目で見られるのは、堪えられない」

「…」



ああ。困った。今日も刹那は可愛い…。